マクロビオティックこども塾(健康学園)

第8回 マクロビオティックこども塾・親子合宿
平成29年7月28~30日(金~日)2泊3日
マクロビオティックと子育て
 子育ては往々にして親の意図する色に子どもを染めがちです。子どもの体と心は純白だから、いろんな色に染まっていきます。染まるのが早い子もいれば、遅い子もいます。紫から赤まで、陰陽それぞれの色を、単色から複色、色とりどりに染まっていきます。染まっていくことは悪いことではないし、必要なことではあります。しかし、染まり過ぎて、白の部分がまったく無くなってしまっては、人生の可能性を消してしまう。大人になっても白を持ち続けていくことは何より大切なことです。環境や社会の変化に対応する力は白を持っているかどうか、です。子どもの純白さを大事に、陰陽いろんな色のオモシロさ体験することがマクロビオティックな子育てではないかとおもいます。
マクロビオティックは真生活
 生きることの基本は食べることです。食、呼吸、運動(はたらき)、睡眠、排泄は生活の基本であり、生命現象そのものです。いのちの基本が正されると自然と心が安定してよい人間関係を築くことができます。親子合宿では子どもたちにも納得できる生活法を参加者みんなで実践していきます。
 今回もゲスト講師を招いてお話をいただきます。自然な生き方を仕事(またはライフワーク)としている方々です。将来を担う子どもたちに自然にそった仕事が様々あることを知ってもらいたい。仕事とは本来、生命力を高めるものです。生命力を高め、命を輝かせる仕事に就いている人からの話しに耳を傾けたいとおもいます。
 お子さんのいない方も学ぶことがたくさんあります。単身での参加も大歓迎です。

穀菜食の健康学園
 子育ての根幹に食があります。子どもの陰陽に合わせて食を柔軟的に変えていくことは最も大事なことです。
 食だけではありません。言葉がけ、家庭の雰囲気、睡眠と起床の時間など、陰陽で判断して生活に取り入れていくこともとても大事です。
 子どもや家庭の状況で穀菜食を無理強いすることは逆効果になることもあります。どんなことでもケースバイケース。しかし、穀物を食の中心に据えると子育てが安定します。穀物が食べられない子であっても、マクロビオティックな食事を数か月から数年も続けていくと自然と穀物がおいしくなってきます。

◎風呂は磯部温泉を予定 温泉は利用料(大人500円、小人300円)が別途かかります
◎部屋は相部屋(男女別)、子どもだけの参加は小学生以上から(大人だけの参加も大歓迎です)


ゲスト講師  坂井秀雄(鍼灸師)鍼灸指圧 弘明堂 院長
昭和24年東京生まれ。小中高と水泳・卓球・サッカーに明け暮れる。日本料理、中華料理の板前を5年間。その後、ヨーロッパ放浪。昭和49年『ヨーロッパ放浪』サイクルスポーツ誌に連載。昭和53年東洋鍼灸専門学校卒業。同年練馬区武蔵関に鍼灸指圧弘明堂を開業。鍼灸、指圧、ヨガ、マクロビオティックを統合させた治療を始め、現在に至る。
平成5年「自主学校遊(ゆう)」開設。ヨガは沖正弘氏、アイアンガー氏に師事。食養学は大森英桜氏に師事。
東洋医学は命を大きくみる宇宙観が根底にある。鍼灸師だけでなく、東洋医学に関わる人に必須なのが宇宙観の体得だろう。坂井秀雄先生はこの宇宙観を体得している。鍼灸師であるが、教育者でもあり哲学者でもある。
人間の治る力を引き出すのが治療家であるが、その術を心得ている。自分の生き方そのものが治る力を引き出す。自他一体の世界を持っている。坂井先生は今の世では稀有な人である。生きている間に出会った方がいい。
30日(日)朝5:30~7:30(2時間)
坂井先生のワークショップだけの参加費用は3,000円(合宿参加者は参加費に含まれています)

1日目
2日目
3日目
スケジュールは変更になることもあります。自由時間もあります。
道場では子供からお年寄り、健康な人から病気の人、男性も女性も、多様な人たちの学びの場として活動しています。

<陰陽の話し>
・陰陽とは何か
・マクロビオティックとは何か
・桜沢如一先生について
・大森英桜先生について
・石田英湾先生について
・夢と希望
・本気を出すには
・人を好きになること
・恋と愛について
・なぜ神は人をつくったのか
・人にダマされないようになるには
・腸を調える食養のコツ
・人相と手相をよくする
*この中から幾つかピックアップしてお話しします

<マクロビオティックこども塾について>
 子どもが元気に育っていくことは、私たちにとって一番大事なことです。子どもが元気に育たない食や環境であれば、人は将来生きていけないことを意味します。
 マクロビオティックの子育ては子どもだけでなく大人も一緒に元気が湧きおこってきます。生活とはそういうものです。
 よく眠り、よく動きハタラキ、よく食べて、しっかり排泄することです。わたしたちの活動がメリハリのある陰陽です。陰陽のリズムに沿って生活していると自然と元気と本気が湧きあがってきます。
 陰陽のリズムを調える元になっているのが食です。からだに合った穀菜食の食事は心身の陰陽を調えるのです。

<正坐(瞑想)について>
 この合宿でも正坐(瞑想)を大事にしています。動くことは動かないことに比べて陽性ですね。子どもは正坐(瞑想)と遊びによって陰陽が鍛えられていきます。
 つよいカラダを作るには食と遊び(運動)、働きが大事です。よく体を動かすことで体が鍛えられてきます。一方で、心を磨き落ち着かせるには、静かに自分の内面を見つめることです。体は陽のハタラキによって鍛えられ、心は陰のハタラキによって鍛えられていきます。
 正坐(瞑想)をすることは陰陽を体感することです。陰陽を体感できると、いざという時に体は自然と動きます。危険な状況にも対応することができるしなやかな感性を育むことができます。
 この合宿では正食と正坐を大事にしています。

<健康と自由>
 健康でなければ本当の自由というものは獲得できません。今の世には健康を害するものがいかに多いことでしょうか。自然は本来、生命力を高めるハタラキに満たされているのだけれど、人間の作り出すもの、人間の行うことは、生命力を貶めることばかり。
 戦後、日本は独立したと云われますが、健康=自由と考えれば、決して独立していない。むしろ、依存心と依頼心が高まって、不健康と不自由がはびこっています。
 健康と自由を体現することは、難しいことではあるけれど、決して無理なことではありません。日本人であれば、日本の伝統的な食と生活から健康と自由が湧き上がってくるのです。

<体と心の鍛え方>
 これからの社会、私たちの身の回りの世話をロボットがするようになると云われます。現に掃除用のロボットが発売されていて、使っている人に聞くと、「キレイになるわよ~!」。これからは介護ロボット、自動運転の車(これもロボット)、家事ロボットと、生活の細部にロボットが進出してきそうです。
 これらの生活ロボットと人間は一緒に生活して、果たして私たちの健康は向上するのでしょうか。生活とは生命力を活性化させるものであるから「生活」という。ロボットの活躍はロボット自体あるいはロボット開発者自身を活性化させるかしれないが、間違いなく私たちは怠惰になって生活とは言えない生活を送るようになるでしょう。
 生活とは本来、体と心を鍛えるものです。それも楽しく、やりだしたら止まらないのが生活です。鍛えるということは楽しいことです。日々の生活こそ易行と云って、難行苦行よりも立派で大事な心身鍛錬法であるのです。

参加者からの声
 すごく楽しかったです。すぐ友だちができたのでびっくりしました。陰陽のことがわかりました。この合宿に来たのでさらにみんなとよく遊べるようになりました。いろいろなことに挑戦できたのでよかったです。中でもおもちつきが一番楽しかったです。いっぱいおもちが食べられました。おなかがいっぱいになりました。
 マクロビオティックについていっぱい勉強できたのでよかったです。なぜマクロビオティックがあるのかわかりました。小学校にお弁当を持って行く意味もわかりました。ここに来て本当によかったです。次の合宿にもきたいです。またよろしくお願いします。(千葉県在住 Hちゃん)

 はじめて親子で参加して一番びっくりしたことは、子どもたちが小さい子たちの面倒をすごくよく見てくれたことです。小さい子なのにさらに小さい子を思いやる心に、感激しっぱなしでした。子どもも見たことのない顔をして喜んでいる姿をみて、このようにして人は成長していくのだと感心する事ばかりで、大人がすごく学ばせて頂きました。ケンカをしながら思いやりながら、陰も陽も両方あって育っていくのですね。
 川遊びや山登り、畑仕事など自然の中でおもいっきり体を動かし、いい空気をいっぱい吸い込んでとても心地よく眠れました。
 毎回おいしいご飯で、子どもも私もパクパク幸せに頂きました。味付けや素材の良さをひき出した仕上がりに、作り手としても刺激をいただきました。
 生活リズムについても、普段からこのような日の動きと同じく過ごすことの大切さを体感し、家族の生活リズムを整えていけたらと思いました。素直で伸びやかなお子さんたちに囲まれて、とても楽しい時を過ごさせていただきました。ありがとうございました。(東京都在住 Kさん)

 3日間の中で最も楽しかったのは基地作りです。六人で協力して、板をのこぎりできったり、「トントン」くぎをうったりして基地を作ったことです。基地の中で一番高いてんぼう台は風通しがよく、気持ちよかったです。2日目に行った川は最初はつめたかったけど、なれたらだんだん気持ちよくなってきました。くつがふつうの運動ぐつだったので、くつをぬいで入ったら川のそにある石や岩、川ぎしにある石や岩で足のうらがすごくいたかったです。
 1日目と2日目の夜にやった「きもだめし」は「いそ貝さん」のお父さん(おじいさん?)が骨ごとうまっているのでおはかまでいって「手をあわせて帰ってこい」といわれて、そこらのおはかにてをあわせて帰ってきました。(注釈、骨ごと眠っているのは磯貝昌寛の曾祖父です。父はまだ健在ですよ(笑)!)
 2日目は花火が見えたとほかの人は言っていたけど私のグループは見えませんでした。ざんねんです。もう一つは朝、ごはんの前に、マラソンをしました。1日目はみれいちゃんといっしょに歩きました。2日目はかよこちゃんといっしょに走りました。私は5位でかよこちゃんは4位でした。夜はこそこそおしゃべりしている間にねむくなってきてねてしまいました。3日間を通していろいろなことを学びました。ほめ日記、どこかがちょうしわるいときにしんこきゅうをしながら、その部分にやさしい言葉をかけるといいと聞きました。自分のことをせめないでこれからもがんばろうと思います。(茨城県10才女子)

 今年一番の暑さの中での合宿でした。異常が平常になりつつある日本と世界で、あの暑さの中、ダレひとり熱中症になることなく、機嫌を損ねることも無く、もちろんケガもなく、元気で過ごせたことは、眞利枝先生も最後に仰っておりましたが、マクロビオティックの素晴らしさだろうとおもいます。
 合宿では毎回、さまざまな物語が生まれます。言葉にならずとも、子どもたち大人たちの一つひとつの細胞に刻み込まれます。
 人が人間として成長するには必ず同志が必要です。同志とともに一緒に同じ釜の飯をいただくこと、布団を並べて眠ること、一緒に泣き笑い、お墓で身震いすること、どれも本当の人間になるアソビです。
 この夏もまた、わたしの細胞にもみなさんとの健康学園の想い出が刻まれました。ありがとうございます。
*広島の山口眞利枝先生がお孫さんと一緒に参加されました!(群馬県30代男性)

 今回、家族を口説いての参加。2日目の温泉に行く車内で「群馬に来て良かった!」という声を聞けた事が心から良かったと思いました。(ミッション完了!)私がいつも感じている幸せを同じ様に感じることができる時間を過ごせたら、私の日々の言葉、行動が素直に受け入れることができるだろうな~と思っていたので、よいきっかけになりました。
 この3日間、リラックスできる空間、人、楽しい時間、すべての出会い経験が必然とするならば、自分自身が何を考え、何を選択するかで未来は自分次第で自由自在!ほんとうにすごいことにつながるな~と思いました。「食を正せばうまくまわる」「自然に寄り添うと心と体が喜ぶ」この合宿では気づくことがたくさんあり、学び多く感謝でいっぱいです。
 合宿でのお食事の美味しさは最高でした。磯貝先生、安竹先生のお話しもしっかり響きました。ありがとうございました。また来たいです。
素敵な春休みになり、新年度がまた楽しいものに変わっていきそうです!(愛知県在住 40代女性)  

 今回、この合宿に来てさまざまなことを学んで、自分が人生をおくるためにとても役立つと思います。
 最初、自分はこの合宿にはあまりよい印象を持っていなく、仕方なく行くことにしました。しかし、実際に来てみると、友達もたくさんできて、「もちつき」や「よもぎ摘み」などのめずらしい体験ができてとても幸せです。
 朝昼夜、出てくるごはんがとてもおいしくて感動しました。ごはんを食べていて思ったことがあります。自分の将来の夢はシェフで「マクロビのシェフ」もいいかなーと思いました。
 先生のお話しも興味深く面白かったです。(愛知県在住 10代男子)

 遊んでくれたりご飯を作ってくれてありがとうございました。朝、マラソンをしました。どっちも1位だったのでうれしかったです。いっしょうけんめい走りました。夜はきもだめしをしました。全然こわくなかったです。逆におもしろかったです。最後の日のそうじは流れてきた落ち葉を袋に入れてゴミに捨てる掃除をしました。落ち葉がたくさんあって疲れました。でも掃除の仕方が勉強になりました。ありがとうございました。(北海道在住 7才男子)

北海道から沖縄まで全国から多くの方が健康学園に参加されました。ありがとうございます。